2011年05月30日

「いわきアクション!ママの会」 通信 NO.2

デモが終わり、やっとインターネットでデモの書き込みを見たりしています。
日々の汚染や被ばくの状況は、何にもよくなってないけど、参加のみなさんの書き込みがあたたかく、それに、おもしろいので、たのしい遠足をふりかえるような気分です。

今になって、ああ。。。あの人も、この人も、と意外なほどたくさんの人が参加してくれていたことに驚いています。
いわきにしては、頑張ったなっていう感想です。
だけど、まだまだ、これからですけどね。。。

それから、東京をはじめとして、もっともっと遠くからも来ていただき、いわきで暮らす、あるいはFUKUSHIMAの地元のみんなと同じ気持ちでデモ行進してくれた、いわゆる県外からのみなさんの気持ちがとてもうれしかったです。

なにがうれしく感じたかというと、うまく伝わるかわかりませんが、気持ちに距離がないっていうか、そんな感じです。
ぴったりと同じ気持ちでいてくれたことが伝わってきました。

住んでる場所も違うし、いろんなことが違う中で、県外のみなさんが、その心境にいたることがどれほど強くピュアな思いなのかということを、後で東京に行ったりしたとき、その場でその温度差を感じたとき、つくづく実感いたしました。

5.15で出会ったみなさんとの心のセッションが、どれほど稀であったかと。。。

警察に行って、デモ申請をしたとき、いろんなことを聞かれました。
何人ぐらい集まるのかとか、東京からも来るのかとか。。。いろいろです。

私は、そういうのは初めての経験だし慣れていないので、正直にたくさん話して、1時間私たちと歩くために、どれほど遠いところから来てくれる人がいるかとか、環境の汚染が心配で、どんなことを市長に提言しようと思っているのかとか話して、そしたら、警察の方は、そんな遠くから来てくれるのかと、私と一緒に感激してくれました。

そして、申請書の書き方も間違わないように、とても親切に教えてくれました。

なんか、ぬるい話ですが、当日も警察の方の見守りには助けられました。

そして、避難所のみなさんが本当に喜んでくれたこと、ドラム隊の演奏がすばらしく、あんな魂からのドラムを聴いたことがない。。。と言っていた人もいて、ウソみたいに真っ当な心が寄り集まったデモでした。

お仕事中の街の人も、デモ隊を見て、胸が熱くなったと言っていた人もいました。

いわきのみなさんは、デモ慣れしていないので、シュプレヒコールとやらも、わからず、もくもくと歩いていたり、プラッカードを作ってきたのはいいけれど、頭上に掲げたら警察に捕まるんじゃないかとビクビクしながら、それでも掲げて歩いている人もいたり、なんだか、とにかくおもしろい、でも感動でした。

ちょっと、インターネット見てたら、そんなことをいっぺんに思い出しました。



「いわきアクション!ママの会」kaori 記



写真:日々の新聞

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posted by nonukesmorehearts at 00:25| 「いわきアクション!ママの会」 通信

2011年05月20日

「いわきアクション!ママの会」 通信 NO.1

「5.15さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード」に参加、
ご協力してくださった皆さまへ




2011年5月15日、お天気にも恵まれ、たくさんの皆さまにご参加いただき、いわきでのパレードを無事に行うことができました。

ほんとうに、ありがとうございました。

いわき市外からも、遠くからほんとうに温かい優しさを持ったたくさんの方が来てくださいました。

その方々に応援をいただき、お力をいただくと同時に、遠方の方でもこの原発の問題を我がこととして受け止めてくださり、足を運んでくださるお気持ちを考えると、この原発問題は日本だけでなく世界の問題なんだと実感いたします。

今回のデモパレードは、参加の一人一人が、痛む心を持ち寄って、熱い思いで行進したパレードでした。

また、警備にあたってくださった警察の皆さまも、パレード隊の気持ちを受け止めた心遣いのある対応と警備をしてくださいました。
パレード参加の方々から、そのような印象のお言葉が多く聞かれました。国民の安全を守るのが当然のお仕事と言えばそれまでですが、今回の警察の皆さまの対応にはそれを超えたお心が感じられ、主催のママの会といたしましても、あらためて感謝いたしております。

原発問題は、まだまだ終息の見通しも立たず、福島第一、第二原発のはっきりとした廃炉宣言もなされていません。

これからも、いろいろな形で、皆さまから応援をいただいて、子供の未来を守る活動を続けていかなければならず、どうかお力添えをよろしくお願いいたします。



5月13日に、いわき市長渡辺敬夫殿に放射能汚染から子供を守るための行政の対応をお願いする申し入れをいたしました。

その報告をさせていただきます。

提言書申し入れの会場に市長殿は現れず。。。数分前に同じ建屋に市長殿がおいでになったとのママの会の目撃情報もありましたが、会場に登場された市長代理の皆さまに提言書はお渡しいたしました。

ママの会の提言書につきましては、全国の皆さまから個人、団体合わせて、550名分の御賛同をいただくことができました。
ありがとうございました。

提言書の提出後、市長代理の皆さまへ、ママたちから様々な質問がされました。

面積が広いいわき市の線量計測のモニタリングポストの数が少ない問題や、子供の許容線量のこと、水道水の安全性のこと。。。などです。

どの質問にも、はっきりとした明確な受け答えはだしていただけず、ぼんやりとした市長代理のみなさんの思考回路が止まっているような表情が印象的でした。

子供を守ることへの迫力とか、強い思いが感じられず、中核都市であるいわき市のオリジナリティのある対応を期待したいところですが。。。


あの人たちじゃ無理。。。と、言ってしまうと、そこで終わってしまうので、なんとかやってもらわなければいけないと自分の心を自分で支えながら対策本部を後にした私たちママの会でした。


15日のデモパレードで、参加者のみなさんや、警察のみなさんから元気をいただき、今後また大切な子供たちが育つ環境を守るためにできることをやっていこうと考えています。

がんばりますっ!!


以上、5月13日の申し入れの様子でした。


いわきアクション!ママの会 事務局より




以下「いわきアクション!ママの会」から提出した要望書です。

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いわき市長 渡辺敬夫殿


<要望の趣旨>
東京電力福島第一原子力発電所の事故による環境の汚染から大切な子供たちの健康を守るため、いわき市行政による子供たちへの手厚い対応を要望いたします。


@福島第一原子力発電所敷地内での事故処理のための無断のドライ及びウエットベントの禁止。ベントの6時間前には必ず学校、幼稚園、保育所、児童施設に連絡をすることを東京電力に厳しく申し入れることを実行してください。
(無防備な子供たちの被ばくを防ぐため。家庭への連絡はそれぞれの施設から必ずすること。)

A学校、幼稚園、保育所、児童施設、それぞれに1台のガイガーカウンターの設置と、保護者が日々それらの施設での放射線量を確認できるしくみづくりを実行してください。

B子供の放射線許容量を非常事態の年間20ミリシーベルトではなく、平常時あるいはWHOの規定を参考にいわき市独自の規定を決定し、それに基づいての子供への様々な対応を実行してください。

C万が一の原発での爆発事故、爆発回避のための急なベントに備え、子供のための各施設でも、速やかに安定ヨウ素剤を服用し被ばくを防げるよう、各施設でのヨウ素剤の備えを実行してください。

D給食で使用する水および材料の産地と放射線量の情報を明確に公開し、言葉だけの安全ではなく、データーに基づいた安全と安心を子供たちと保護者に提供してください。
また、汚染された環境や行政の対応への不信から、弁当持参の希望者には、これを認め、選択の自由を認めてください。

E登下校時の安全のための服装の徹底の呼びかけを実行してください。マスク、レインコート、帽子の着用など家庭での呼びかけはもちろんですが、行政としての呼びかけを徹底してください。

Fプール、運動会など季節ごとの行事への細かい注意と配慮を促がし、子供たちの被ばく量をこれ以上増やさない努力をしてください。
校庭の土の入れ替えなどの除染作業と施設の外壁の洗浄など、速やかに対応できるよう準備をしていてください。

G通学路の危険ゾーンである下水道泥水の線量チェックと、高い線量の泥水の除去作業を実行してください。

H国立がんセンター提案の放射線量測定バッジを高校生以下の子供たち一人に一つ配布してください。
子供たちは現在も非常に無防備に過ごしています。放射線への知識の不足や、危機感の不足から将来、大きな病を抱えることがないように、今の環境を冷静に認識し、身を守ることを実感しながら暮らせるよう行政から子供たちへの対応として測定バッジを配布してください。

I様々な対応をしても、どうしても線量の高い0.6マイクロシーベルト/時 以上の児童施設については閉鎖し、学童疎開を実行し、子供たちの命を守ってください。


私たちは、いわき市内在住の未成年の子供たちを持つ母として、今回の事故による環境汚染に大きな悲しみを感じています。
きれいな空気、大地、海に恵まれたいわきの土地での子育てが、原発事故以来、真逆の環境に一変してしまいました。
汚染された空気や水の中で、深呼吸することもままならない環境の中で子供を育てることは大変に厳しい試練です。
この先、何年もの長きにわたって、この状況が続くことを思うと、その中で成長する子供たちの健康が心配でなりません。
親として子供たちの心身の行く末に誠実に向きあい、ほんの少しでも良い方向に進んでいけるよう努力いたします。
そのような環境、状況の中、保護者のいない場所でも子供たちが安心して活動できますよう、いわき市行政の手厚い対応をお願いいたします。


2011年5月13日 

いわきアクション!ママの会!


posted by nonukesmorehearts at 01:58| 「いわきアクション!ママの会」 通信