2011年10月01日

「いわきアクション!ママの会」通信 NO.10

風が涼しくなってきました。

秋だなあ…と。

3・11のときは初春だったのに、もう冬がそこまで来ています。

でも、あのうだるような暑い夏を思い出すと、冬のほうがずっといいと思います。

原発作業のみなさんの体力的負担が少しでも楽になると思いますから…
本当に、あの暑さの中、大変だったと思います。

少し、安心しています。
そこのところはね。

ところで、ちょっと最近、知人からチェルノブイリのその後…今のベラルーシの話を聞きました。

チェルノブイリの事故から25年…今もサナトリウムには幼い子供たちが静養しているそうです。
もう25年も経っているのに…

お母さんの身体からセシウムをもらってしまって、生まれながらに放射能に侵されている体なんですって。

被ばく2世であり、3世であり…ですね。
まだまだ土壌の汚染も続いているし、食べ物からも内部被ばくの危険は普通にあるそうです。

ホールボディカウンターなどで、検診を受けて、セシウムの値が高いとサナトリウムに行くんだけど、受け入れられる人数が決まっているから、抽選だそうです。

抽選で選ばれた子供だけが、管理された最高の環境で、食べ物から生活全般を整えてもらって、体内のセシウムの状況が良くなれば家に帰る…そんな暮らしです。

だから、抽選で選ばれればいいけど、外れてしまうとがっかり…でも、それはそれで気にせず日々を過ごしているそうです。

やはり、30歳以上になるとぐっと人数が減るそうで、つまり長生きはできないってことです。

今のその話を聞いて、どうしたらいいのかなあ…と途方にくれます。

私たちの25年後も、そうなるのかと…そう考えて備えるのがいいでしょうね。

先日、ある場所でお医者さまと話しました。

地元のね。

その方は、「あんまり大きな声では言えないけど、放射能の被害は結局、山下教授が言うように、たいしたことはないと思うよ。そんなに健康に影響はないと俺は思ってる。」と言ってて…

今のチェルノブイリの状況を知りもしないんだろうなあ…この人は…と。

同席していた別のお医者さまは、市内のホットスポットの話題になったとき…「あそこは人数少ないから、どうでもいいんだ。」と言いました。

そこは、行政のケアが行き届かず、家の中でも2〜4マイクロシーベルトあってもほったらかしにされているところです。

その地区には子供も複数いますが…

お医者さま…って。

さま…って。

バカな職業につける言葉なんじゃないかと、今、思いました。

そこの病院に通ってる患者の気がしれない。

知らないのかな…?

自分とこの医者の資質を。

呆れます。



「いわきアクション!ママの会」代表 kaori suzuki


posted by nonukesmorehearts at 23:08| 「いわきアクション!ママの会」 通信

2011年09月25日

「いわきアクション!ママの会」通信 NO.9

9・19代々木公園のオールスターデモに行ってきました。

明治公園でも、大きなデモがあったので、その日福島県内からはたくさんの大型バスが出て、みんなで東京にむかいました。

私たちのバスには大人子供含めて30人ぐらい乗っていて、少ない気もいたしますが、その中にはいろいろなご縁でそのバスに乗り合せたみなさんたちがいて、いろんな話をしながら東京にむかいました。

お天気は、まあまあ、曇っているようなそうでないような…風があって、残暑をやわらげてくれていて、いいデモ日和でした。

デモの主催はNO NUKES MORE HEARTS です。

参加者のみなさんは、東京の方も含め、一般の市民のみなさんたちです。
俳優の山本太郎さんはじめ、ミュージシャンのみなさんが集会でライブを行ってくださって、いわきから参加の子供たちも、とても喜んでいました。

私たちの地元の市議会議員の佐藤和良さんも登壇してお話をされました。

和良さんは3・11以来、お身内のお葬式と法事以外、休まずに原発事故と震災の対応に働いておられます。

それから、いわきでもおなじみの太鼓隊のみなさんです。
太鼓の演奏が、毎回グレードアップして、どんどん素晴らしくなっていくなあ…と、とても感心してしまいます。

みなさんいつもハートフルな雰囲気なので、暖かさも感じます。

飯館出身の牛を先頭に、デモ行進が始まりました。

行進中、印象に残ったのは、車からちらちら見える牛の毛が真っ黒で、可愛いなあ…と思ったことと、あとは、4世代で参加されていた車いすの御祖母さまが素敵だったこと。
手作りのプラッカードをかかげて、とても素敵でした。

それから、牛の前を走っていた警察の車に乗って、マイクでしゃべっていた警察官の話し方が、道で見かける右翼の演説ととても似ていたこと。
話の内容は、あまり聞こえなかったけど、右翼みたいだなあ…と思いながら見てました。


いわきから、一緒に行ったママは、「デモの時、あの前の車で演説してた人は誰だったの?」と私に聞いてきました。

東京のデモは、見慣れない風景も多いものです。

デモが終わって、代々木公園にもどって休憩していたら、東京の若いママが話しかけてくれました。
おしゃれな可愛いママでした。

お子さんは家においてきてデモに参加したと話していて、東京での放射能に対する意識の温度差に危機感を感じているということでした。

この事故が起きて、いろんな土地のママたちの話を聞きますが、みなさんおっしゃることはみんな同じことです。

北海道だろうと、九州だろうと、東京だろうと。

私が最近思うのは、たまたまFUKUSHMAで原発の事故が起きたから、今は福島県中心に被害を感じたり、意識したりしていますが…

福島県の煮え切らない、外に対しての顔と、内に対しての顔が違う、裏表のある対応も最悪に感じますが、国や東電の対応も同じです。

つきつめると、一番最初に犠牲になるのは体の小さな成長期の子供です。

そこに、いろんな毒が集中して、1年後、2年後、3年後…ずっと、今まで起きなかったことが起きてくるんだろうと思います。

子供は可愛いものです。
抱っこした時の感触や、ご飯を食べているときの様子や、泣いているときの姿や、眠っているときの寝顔の可愛さや、大人とは違う生き物のような…

あの子供たちを虫けらみたいに扱ってるなあ…と。

この原発事故に関わる国、電力会社、地方自治体の対応は、何を見つめて動いているのか、じっと観察していると、結局、一番守らないといけない命を一番に優先することなく、それぞれのドロドロを優先しているのが見えてしまいます。

これは、日本のどこで原発事故が起きても、同じ…

私たちの大切な子供たちを虫けら扱いしている…そうじゃないというならば、即刻県外に避難の命令を出すべきです。

日本中のみなさんに自覚していただきたいのは、FUKUSHIMAだからでなく、日本がそうだということです。
よくわからない大きな力が、小さな命を見つめずに、ドロドロを見つめて動いていて、命が犠牲になってしまいます。

デモには、賛否両論、表現の方法としていろんなご意見があると思いますが、子供たちの健康を考えると、私たちには時間がないし、普通の一般人の私たちが…こう考えてるよ、思ってるよ…と意思表示する場所は、そんなにないから、これも一つの庶民の意思表示の場所です。

警察のみなさんだって、家に帰れば、お父さんだったり、、おじいちゃんだったり、守りたい小さい命はあるはずです。

もう、日本の土地の上に暮らす人たち、さらには世界中の人たちが、みんなで考えていかなきゃならない時期にきていると思います。

9・19デモにでて、そんなことを思いました。


「いわきアクション!ママの会」代表 kaori suzuki



▼NO NUKES ALL STAR DEMOにて山本太郎さんと記念撮影
いわきアクション!ママの会メンバーといわきからの参加者
9・19.jpg


posted by nonukesmorehearts at 01:34| 「いわきアクション!ママの会」 通信

2011年09月03日

「いわきアクション!ママの会」通信 NO.8

台風が、なかなか進んでいかず、大変な大雨になっています。

3・11以来、災害のことがとても気になります。

避難警報が出ている土地のみなさんがどうしているのか?とても気になります。

今年の夏は暑さが厳しくて、過ごしにくい日が多かったけど、福島原発の作業員の方が、どんな劣悪な作業環境でお仕事をしているのか、毎日、気になります。

朝、蒸し暑いと、作業員の方の熱中症のことが気になります。

私の中では、3・11の天災と人災が日本を狭くしたと感じていますが、みなさんはいかがでしょうか?


8月28日、日曜日に福島県のいわき市で『さよなら原発 子供たちと私たちの未来を守るパレード!』が行われました。

私たちママの会とNO NUKES MOER HEARTSの主催です。

お天気に恵まれ、残暑を気遣って、夕方にかけてのパレードでしたが、やっぱり少し、暑かったかな。
 
晴天、青い空の下、いわき市内のママたちをはじめとする市民のみなさんと、ママに手を引かれて子供たちも参加していました。

福島県内から郡山市や福島市から参加の素適な女性のみなさんには、応援のスピーチをしていただきました。

みなさん、子供たちの健康のことを心配しています。

広島からも、参加してくだいまして、もちろんスピーチをいただきました。

普段なら、広島って、すごく遠いところです。

でも、被ばくのことでつながってしまった私たちは、お互いに距離感もなく、自然に馴染んでしまって…まあ、なんだか不思議な感じです。

東京からは、福島のデモをいつも盛り上げてくれている太鼓隊のみなさんが大型バスでおいでになり、また、電車や、その他の交通手段で多数の方が参加してくださいました。

東京からのみなさんのお顔も見慣れてしまい、また、地元の私たちに寄り添うようなたたずまいで参加してくださるせいか、ものすごいアットホームな雰囲気でした。
たぶん、都会のデモに慣れてらっしゃるみなさんは、笑ってしまうぐらいローカルアット―ホームな感じです。

参加の人数は、全体で、初回のいわきデモより少し少ない人数でしたが、事故から5ヶ月経って、被害の悩みは深刻さを増す中で、かえってみなさんの心がつながっていることが実感できるデモでした。

デモ後のエピソードですが、デモに誘われたのに、なんとなく参加しなかったママたちは、やっぱり出ればよかった…と、そんなこと話す人も多かったです。

3・11以来、結局、何も良くなってはいないから。

ただ、慣れただけです。

福島県の子供の身体から、セシウムが検出されることなんて当たりまえの毎日です。

そんなことに慣れただけです。

そんなことに慣れたことが悲しくて、悲しくて仕方ないママたちはたくさんいて、でも、なんだか動けない…今は、そんな疲れた状態です。

だから、またデモをやって、そんなみなさんが、大きな声を出して、自分の思いを表現できる、そんなことやりたいです。


9月25日には、いわきに肥田舜太郎さんと鎌仲ひとみさんがきてくださいます。

お二人とも、とても素敵な方たちで…特に、肥田先生は、がっちり被爆されているのに、94歳…子供たちの健康のため、熱い心で日本全国動いてらっしゃって、そのモチベーションの秘訣をうかがいたいと思います。

とても楽しみです。

鎌仲さんは、今回の座談会実現のために、ほんとうにお心砕いてくださいまして、鎌仲さんのご協力がなかったら実現しないお話でした。

だから、ほんとうに楽しみです。

あと、なにかあったかなあ…このぐらいですね、今日、ご報告したいことは。

では、またお便りいたします。

いつも下手な文章ですみません。


「いわきアクション!ママの会」代表 kaori suzuki



posted by nonukesmorehearts at 21:36| 「いわきアクション!ママの会」 通信

2011年08月05日

「いわきアクション!ママの会」通信 NO.7

8月3日に、福島県のいわき市で、あの山下教授の講演がありました。
いわき医師会と県の主催だそうで、医療関係者以外の市民は参加できない会でした。
しかも取材も拒否する完全密室状態です。

なんだか…ものすごく残念です。

一般人をシャットアウトする閉鎖的な姿勢や、密室の怪しい空気も残念の理由ではありますが…

なんで今どき、山下教授?です。

確かに、福島県は山下教授を福島県立医大の副学長としてむかえ、県民の健康を、その考えと方針にゆだねようとしています。

だけど、彼は、国民的に御用学者のレッテルを貼られ、東電寄りの意見を言い、副学長という役を解任する要求を出され、国民の命を軽んじた罪で刑事告訴もされている人物です。

なぜ、そんな人物に講演を依頼するのか?

いわき医師会の意志ではなく、県の押しつけだったにしても、この事実は いわき医師会の汚点だと思います。

市民は、いわきの放射能医療に対して、大きな不安を感じると思います。

それに、医師会事務局の一般市民への電話などの対応も、残念な対応だと聞きました。

もう、過ぎてしまったこと、やらかしてしまったことは消すことはできませんが、市長だけでなく医師会もか…ということだけはないように、くれぐれもお願いしたいものです。

もう、呆れます!

今どき、山下なんて…ありえないズレた話です。

なんか、恥ずかしいことです。



「いわきアクション!ママの会」共同代表 kaori suzuki


posted by nonukesmorehearts at 00:52| 「いわきアクション!ママの会」 通信